
=あらすじ=
魔国と人間の国との
国交樹立記念パーティーが
開催されることになり、
ついに本来のエミリアと、
エミに無罪の罪を着せた
星の乙女・ピナが対峙することに。
パーティーの行く末と、
レミリアの本当の目的とは——。
=感想=
凄まじい巻だった!!!!
まさにこの表紙カバーのとおり!!!
すごい戦いだったわ。
解毒にも成功し
ピナへの恋心は
偽りだったことに気づく
ピナの取り巻き。
そして復讐に燃えた
レミリアからの
ざまあの瞬間のピナ。
もう画力が凄い!!!
まるで少年漫画さながらの表現。
アンヘルの告白も
最高のタイミングだよね。
そして冤罪とピナのこれまでの
愚行が水鏡によって
みんなに晒される。
そして、一番言われたくない言葉を
レミリアから言われる。
そして、星の乙女の偽物とまで
言われる。
生きて償ってほしいと言い出すレミリア
そこまでピナに不幸になってほしいんだなと。
本当に最初の冤罪がよほど許せなかったんだな
まあ、エミの記憶があるとはいえ
性格が凄いのはレミリアだからな。
そして、この一件が解決した後
第二王子ウィリアルドは、
謝罪と告白を……。
少し心が晴れたと思うが
私的にはウィリアルドと
一緒に過ごすより、
村を作った方が
正しかったんじゃないかと思う。
アンヘルがすべて片付くと
結婚してほしいと……。
もちろんOKで
レミリアは幸せになることを
望んだ。今度はエミのために。
レミリアに転生というか
記憶だけが共有した
エミとレミリア。
でも優しいエミは、
レミリアがゲーム内で
どうなってしまうのかを
憂いていた。愛していた。
転生したエミのレミリアは
とても優しく素直で
笑顔が素敵だった。
けれどもピナの冤罪によって
エミの人生は狂わされた。
レミリアは復讐に燃える。
だから本当に悪役令嬢で
性格の悪いレミリアだったが
エミのおかげで今の幸せがある。
もちろんレミリアの行動力と
性格の悪さがなければ
ここまで派手な断罪は
なかっただろう。
2人は、いや2人が出会ったからこそ
幸せになれたのだと思う。
そして今度はエミは
レミリアの子供として
生まれ変わる。
レミリアを愛してくれた
エミの心が
レミリアを本当の
幸せにしてくれたんだと思う。
そこは本当に感動してしまった。
悪役令嬢モノで
ゲームの主人公に転生した子と
悪役令嬢が仲良くなるのが
セオリーだ。
しかし、この物語は
ぶっ飛んでるくらいの
主人公ピナや
レミリアの性格で
最初から最後まで
スカッとする話だった。
こんなに晴れ晴れしい
気持ちで終われる
悪役令嬢モノは
久しぶりだった。
出会えてよかったです☆
=灯Riあとがき=
アニメ化するようですね!!!
どんな声優さんがつくのか
楽しみでならないです☆
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
灯Ri
#悪役令嬢の中の人 #レミリア #ピナ・ブランシュ
#アンヘル #ウィリアルド・アーク・クライゼン
#白梅ナズナ #まきぶろ #紫真依